【倦怠期?後悔するまえに読んでほしい!】恋人のことを好きかどうかわからない…そんな気持ちを変えたある夜の話。
こんにちは!長澤ハムです。
今回の記事では、恋人のことを好きかどうかわからない…そんな気持ちを変えたある夜の話をしたいと思います。
- 恋人と別れるか迷っている
- 恋人のことを好きなのかわからない
- 恋人と自分の気持ちの大きさに差を感じている
- 最近恋人にドキドキしない、ときめかない
そんな方にぜひ読んでもらいたいです。
目次
わたしと恋人の関係
はじめにわたしと恋人との関係をザックリ説明しておくと、
- 彼からの告白で交際スタート
- 交際4ヶ月目でわたしから彼に別れ話
- 彼との話し合いの中でわたしの気持ちに変化
- その後関係が修復し、現在交際4年10ヶ月
こんな感じです。
では、さっそく本題へ!
恋人のことを好きかどうかわからない…そんな気持ちを変えたある夜の話
それは、彼と付き合い始めて3〜4ヶ月目のこと。ちなみに、お互い19歳の時のはなしです。
わたしは彼との気持ちの大きさの差に悩み始めていました。
「彼はこんなに好きでいてくれているのに、同じだけの気持ちを返せない」
当時、大学で同じサークルに所属していたため、
「その後の関係を考えて伝えるべきではないんじゃないか…」という気持ちがある一方、「こんな気持ちのまま付き合い続けても彼に対して失礼だ…」そんな葛藤がありました。
モヤモヤした気持ちを抱えたまま数週間が経過したある日、ついにわたしはその気持ちを彼に正直に話すことを決意しました。
別れること前提で。
「突然ごめんね、話したいことがあって。」
そう言って、彼を呼び出しました。
「わかった。今夜でいいかな?散歩でもしながら話そうか。」
彼がそう提案してくれ、ついに彼に別れ話をすることに。
そこでわたしは、その時の気持ちをすべて正直に話しました。
「告白してくれた時はすごく嬉しかったし、これからどんどん好きになっていけると思っていた。だけど、4ヶ月経った今、恋愛感情として好きなのか分からない。あなたに対して嫌なところがあるわけではないけど、こんな気持ちのまま付き合い続けるのはあなたに対しても失礼だと思うし、わたしも同じだけの気持ちを返せていないことがしんどい。別れるべきだと思ってる。」
今思うとすごく自分勝手なことを言っていると思うのですが、本当に正直な気持ちでした。
しかし、これに対する彼の返答がわたしの気持ちを大きく変えます。
彼はしばらく黙って、話し始めました。
「正直な気持ちを話してくれてありがとう。おれはハム(わたしのこと)が好きだから別れたくはない。ハムの負担になっているなら別れた方がいいと思うけど、同じ気持ちを返せていないっていうのは気にしなくてもいいんじゃないかな。」
…え?と思いました。当時のわたしは、付き合う=恋人同士が同じだけ想いあっていないといけないと思っていたから。片方だけがもう一方を好きな状態で付き合い続けるのはよくないって。
彼は続けました。
「人の気持ちってさ、いつも一定なわけじゃないと思うんだよね。おれもハムを200パーセントの気持ちで好きな時もあれば、それが80だったりする時もあるよ。これから喧嘩したら60とか40になっちゃう時もくるかもしれない。告白が成功した時なんかは、嬉しくって500だったかも(笑)だから、お互いが同じ気持ちって、そもそもすごく難しいと思う。」
そして、
「おれはね、好きっていう気持ちが長い目で見て100なら、それでいいと思うんだよね。」
目からウロコでした。その時のわたしには、0か100かしかなかったんです。というか、100だけが相手を好きっていう状態で、それ以外は99でも1でも同じように、“相手を本当に好き”とは言えないって思ってました。
「ハムに常に100で好きでいてほしいとは思ってないし、人間ってそういうもんだと思うからさ、ハムがよければもう少し長い目でみて、それでいつか100の気持ちでおれのこと好きって思ってもらえるときがきたら嬉しいな。」
…こんな話を彼がしてくれて、わたしは彼と付き合い続けてみることにしました。そしてこの1〜2ヶ月後には100パーセントで、いやそれ以上、好きになってました(笑)
あの時別れなくて本当によかった。彼のおかげです。
今現在は交際を始めてから4年10ヶ月経ちますが、今になるとわかるんですよね、毎日だーいすき♡なんてありえないって。なんならさっきまで500の気持ちで大好きって思ってても、些細な揉め事でムカついて50になったり、そんなことが普通です。
(とはいえ、自分で言うのもなんですがわたしたちはだいぶ仲良しなので基本300くらいの気持ちで大好きです(笑))
この体験から考えたこと
あの時彼が話してくれた、「人の気持ちってさ、いつも一定なわけじゃないと思うんだよね。」って、決して恋愛だけに当てはまる考え方じゃないと思うんですよね。
例えば、身に付けたい資格があったとして「資格試験がんばるぞ〜!」って日もあれば「やっぱりこの資格いまはいらないかもな…勉強やめようかな」って思ったり。それで資格試験の勉強は中断して趣味に没頭してたら、数ヶ月後に「やっぱりこの資格をとりたい!勉強再開だ!」みたいな。
わたしは恋愛に限らずこんなことの繰り返しで日々を生きてます(笑)
なのに、恋愛だけは、付き合う相手に対してだけはずーっと100じゃないとだめだと思ってたんですよね、不思議です。
最後に
最後に。お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんがこの話、要は「今好きかどうか迷ってたとしても、これから先ちゃんとまた好きになるかもよ。とりあえずそのまま付き合ってみれば?」っていう、それだけの話なんです。
恋人のことを好きかどうかわからない…別れようか迷ってる…そんな相談を友達にしたら、こういうアドバイスをくれる人が少なからずいるはずです。言いたいことはそれとおんなじです。
実際、わたしも彼との別れを考えて友達に相談した時、こういうアドバイスをしてくれた子がいるんですが、なんとなくピンときませんでした。
それって、その時のわたしの悩みのタネは実は「100パーセント好きな状態じゃないのに付き合い続けてもいいの…?」だったからなんです。
よく、「別れるか迷ってる時点でもう好きじゃないから別れた方がいい」「好きか分からない、はもう好きじゃない」って言いますが、わたしはそうは思いません。
もちろんそのケースもあるのかもしれませんが、わたしは好きの気持ちが1パーセントでも残っているからこそ「迷う」「分からない」という気持ちが生まれるのだと思います。
そしてその1パーセントは、案外簡単に変わります。
長くなってしまいましたが、今回最後まで読んでくださったみなさまには、その1パーセントを大切に、後悔のない選択ができることを願っています。
今後も、彼との経験を中心に恋愛に関するブログを書いていこうと考えていますので、そちらも是非よろしくお願いします。
それでは。